宝交通分会 第2回団体交渉を開催!(5月31日笠寺ワシントンホテル)

宝交通分会 5・31に第2回団体交渉を開催!
 タクシー料金の7.36%値上げ改定に伴い、宝交通は基準額(足切り)2%アップと合わせて歩合給2%アップなどをしてきました。その中でも4つの手当の支給要件を出勤日数または労働時間の9割以上の不利益な新設、精励手当を廃止して出勤日数または労働時間の9割以上を要件とした研修手当を正社員3000円・準嘱託2500円に減額支給するなどの不利益変更の提案をして来ました。
 この提案に対して組合は、4月26日付「2017年春闘要求書」を提出し不利変更の撤回を要求し、5月31日(水)に第2回団体交渉を開催しました。
 会社回答はほぼゼロ回答でしたが、就業規則と給与規程を手交してきました。大きな勝利です。
 4月26日付「2017年春闘要求書」の内容を見るには、「続きを読む」をクリックして下さい。

南営業所の労働者代表選挙に立候補して当選!
 新賃金提案を議題にした4月11~12日の労働者代表選に立候補した南営業所の坂野分会長は、会社が擁立した候補と4回の全体研修の場での採決で22票対20票と「勝利」しました。その後の点呼での追加の採決でも票を伸ばして5月9日に30票対20票で坂野候補の労働者代表当選を会社に認めさせました。
 南営業所の労働者代表の意見書には、4月26日付「2017年春闘要求書」を添付して就業規則変更に反対することを坂野個人の意見としました。
 また南営業所の全乗務員から意見を聴取するために会社にアンケート用紙と箱の設置協力を要請しましたが、会社から断られた経緯も意見書に書きました。

宝交通で働くタクシー乗務員や運行管理者の皆さん!
 宝交通分会は、すべての営業所で働く乗務員や運行管理者が加盟できる組合です。
 宝交通分会は、労働者の団結を大事にして労働者の怒りを一緒になって会社にぶつける組合です。労働者一人一人が闘う主体であり労働組合の主人公です。
 宝交通分会に入って共に闘いましょう!

連絡先は以下の通りです。
宝交通分会 分会長 坂野(さかの)康男(南営業所乗務員)
携帯電話 090-9337-4275

2017年4月26日

名古屋市熱田区神宮四丁目7番27号
宝交通株式会社 代表取締役 長崎 守利殿

                 名古屋市熱田区沢上1丁目6番12号
               東海合同労働組合 執行委員長 坂野康男
宝交通分会分会長 坂野康男
                 電話・FAX 052-710-1700
                 携帯電話090-9337-4275
                             
2017年春闘要求書

 東海合同労働組合宝交通分会(以下組合と記す)は、宝交通株式会社(以下会社と記す)に対して、2017年春闘要求書の要求事項を明らかにします。また組合は、本年4月28日の第10回団体交渉をこの要求事項を議題とした第1回団体交渉とします。

【1】要求事項

(1)坂野分会長の賃率を一律50%以上にすることを要求する!
歩合制賃金撤廃!時間制賃金にせよ!
(2)坂野分会長の本年4月16日以降の交番表の勤務日の増加に反対する!
最初の雇用契約の2日勤務2日休日の交番表に戻せ!
(3)新設する4つの手当の不利益な前提条件に反対する!月間基準勤務日数の
90%以上又は所定労働時間の90%以上の条件を撤回せよ!
(4)無事故・乗務手当の不利益な支給条件に反対する!
2か月単位での支給を1カ月単位での支給とすること。
   支給条件を有責事故ゼロのみとすること。
(5)サービス接遇手当の不利益な支給条件に反対する!
   2か月単位での支給を1カ月単位での支給とすること。
   支給条件を無苦情または乗客に原因のある苦情のみとすること。
(6)夜勤交番手当の時間外手当の不利益な見合い(対応)に反対する!
   夜勤者の時間外手当を支給条件なしに支給せよ!
(7)営業・配車手当の時間外手当の不利益な見合い(対応)に反対する!
   無線配車協力者全員に支給条件なしに手当を支給せよ!
(8)精励手当の研修手当への不利益な減額変更に反対する!
   前提条件なしに全体研修に出席した乗務員全員に一律5000円支給せよ!
(9)距離別交通補助費の不利益な新設に反対する!
   交通費の減額は不利益変更だ!支給条件なしに実交通費相当額を支給せよ!
(10)乗務員を悪質な酔客から守るために会社が対応策を取ることを要求する!
   安全で快適な職場環境を作ることは会社の義務である!
割れる防犯ボードを割れない防犯ボードに付け替えよ!
(11)労働者代表選出を適正な手続きで行うことを要求する!
   4月の労働者代表選は坂野分会長22票対会社擁立候補20票で勝利!
   南営業所に異動する15名の採決結果を明らかにせよ!
(12)団体交渉に必要な会社の規則書の手交を要求する!
就業規則、就業規則(有期労働契約社員)、給与規定、
準嘱託社員賃金計算要領、勤務規定
(13)組合掲示板の供与を要求する!
(14)組合室の供与を要求する!

【2】要求の趣旨

(1)について

坂野分会長が65歳まで勤務していた東和交通の定時制乗務員の賃率は、一律50%でした。
しかし宝交通の準嘱託乗務員の賃率は、第一基準額に満たない場合は36%になります。これでは人間らしい生活を営むことは出来ません。坂野分会長の賃率を一律50%以上にすることを要求するものです。
 また組合は、乗務員に過酷な長時間労働をさせる歩合制賃金制度に反対します。歩合制賃金制度を撤廃して労働時間に応じた賃金制度に変更することを要求します。

(2)について

坂野分会長の本年4月16日から5月15日までの交番表では、4月21日と5月7日の勤務日が増加されました。しかし最初の雇用契約の労働条件は、2日勤務2日休日の交番表でした。
事前に労働条件の変更の提案もないまま月に2日の勤務日を増やすことは労働条件の不利益変更です。
なぜなら、新設する4つの手当の前提条件には、月間基準勤務日数の90%以上又は所定労働時間の90%以上の条件へと不利益変更しているからです。
すなわち勤務日が2日増えることで、新設する4つの手当の前提条件を達成することが、一層困難となるからです。
組合は、最初の雇用契約の労働条件である2日勤務2日休日の交番表に戻すことを要求します。

(3)について

新設する4つの手当の前提条件は、月間基準勤務日数の90%以上又は所定労働時間の90%以上の条件とするものです。
 年次有給休暇は、勤務日の8割以上の出勤があれば取得できるのです。しかし90%以上の月間基準勤務日数や所定労働時間を支給条件とすることは、(2)でも明らかにしたように不利益変更と言えます。
組合は、月間基準勤務日数の90%以上又は所定労働時間の90%以上の条件を撤回することを要求します。

(4)について

今までの無事故手当も会社は、2か月単位での支給を行ってきました。しかし無事故手当は、1か月ごとに有責事故ゼロの乗務員に支給することが趣旨であり、2か月ごとにまとめてその要件を課すことは乗務員にとって不利な制度になっています。
従って組合は、無事故・乗務手当の不利益な支給条件に反対すると共に、1カ月単位での支給とすることおよび支給条件を有責事故ゼロのみとすることを要求します。

(5)について

いかなる手当にせよ1か月ごとに乗務員に支給することが本来の趣旨であり、2か月間をまとめて支給条件にすることなど乗務員にとっては、不利益以外の何者でもありません。
またサービス接遇手当の新設の趣旨が、乗務員に過渡なサービス接遇を強制するものであってはなりません。なぜならば乗務員の優先すべき業務は、安全・確実に目的地まで乗客を送ることにあるからです。
その上で組合は、2か月単位での支給を1カ月単位での支給とすること、支給条件を無苦情または乗客に原因のある苦情のみとすることを要求します。

(6)について

本来、時間外労働や深夜労働については、労働基準法第37条により乗務員に支給されなければなりません。
第1基準額を超えることを条件とするのは問題ですが、坂野分会長の2017年1月度の給与支払明細書では、時間外手当2万9598円、深夜手当1万1876円が、時間外労働28時間と深夜労働56時間に対して支払われています。
労働基準法第37条の趣旨にもとづき組合は、夜勤交番手当の時間外手当の不利益な見合い(対応)に反対すると共に、夜勤者の時間外手当を支給条件なしに支給することを要求します。

(7)について

組合は、(6)と同じ趣旨で、営業・配車手当の時間外手当の不利益な見合い(対応)に反対します。無線配車協力者への手当と時間外手当の支給とは、全く関係がない事柄です。
それを見合いすなわち対応するとして不利益な変更を行うことは、許されません。
今までは、配車報奨金制度にもとづいて、無線配車協力者に配車報奨金が支給されていました。坂野分会長も、2016年10月度に1170円、同年11月度に1530円、同年12月度に1620円を支給されています。
 組合は、無線配車協力者全員に支給条件なしに手当を支給することを要求します。

(8)について

組合は、2016年5月21日付「精励手当の8割出勤要件を撤回せよ!」文書を議題に団体交渉を重ねてきました。
その結果、精励手当が全体研修に出席したことに対する労働の対価であることを認めさせることが出来ました。しかし会社は、制度を改めてはいますが、労働の対価を1000円とする不利益変更でした。
今回の制度改定も、当初の全体研修で支給していた研修手当の半分の3000円(社員)、2500円(準嘱託)に減額するのみならず、月間基準勤務日数の90%以上又は所定労働時間の90%以上の支給条件を課すものになっています。
組合は、月間基準勤務日数の90%以上又は所定労働時間の90%以上の支給条件の撤回を要求すると共に精励手当の研修手当への不利益な減額変更に反対するものです。
組合は、前提条件なしに全体研修に出席した乗務員全員に労働の対価として一律5000円を支給することを要求します。

(9)について

 交通費は、その支給基準が定められている限り賃金です。(「労働法第十版」菅野和夫著278ページ)
そうであるならば、交通費の減額は労働条件の不利益変更です。従って支給条件なしに実交通費相当額を支給すべきです。
組合は、距離別交通補助費の不利益な新設に反対し、支給条件なしに実交通費相当額を支給することを要求します。

(10)について

坂野分会長は、本年2月12日に名古屋市港区宝神のスナックの乗客に防犯ボードを壊されて740円の運賃を支払わずに逃走するという強盗事件の被害者となりました。また坂野分会長は、昨年11月18日に名古屋市港区東海通のスナックの乗客に防犯ボードを壊されて2340円の運賃を支払わずに逃走するという強盗事件未遂の被害者となりました。
 労働安全衛生法の趣旨にもとづき、安全で快適な職場環境を作ることは、会社の義務です。
従って組合は、乗務員を悪質な酔客から守るために会社が対応策を取ることを要求するものです。その一環として組合は、割れる防犯ボードを割れない防犯ボードに付け替えることを要求します。

(11)について

新賃金提案を議題にした4月11~12日の労働者代表選に立候補した坂野分会長は、会社が擁立した候補と4回の全体研修の場での採決で22票対20票と勝利しました。
しかし会社は、南営業所に変更となるあと15名の乗務員の採決をしてからと決定を先延ばしにしました。その後、労働者代表選出について会社からの正式な報告はありません。
組合は、労働者代表選出を適正な手続きで行うことを要求するものです。

(12)について

2017年春闘要求書を議題にした団体交渉にとって就業規則、就業規則(有期労働契約社員)、給与規定、準嘱託社員賃金計算要領、勤務規定は必要な会社の規則書です。
しかし会社は、団体交渉に必要な上記規則書を団体交渉の会場に持参していません。従って、上記会社の規則書を組合が所持して団体交渉に臨む必要があります。
また事前に組合で議題について検討するためにも上記会社の規則書は必要です。
組合は、上記会社の規則書の手交を要求するものです。

(13)について

組合掲示板は、組合の団結を維持し拡大するなどの組合活動を行う上で必要なものです。従って組合は、組合掲示板の供与を要求するものです。なお別組合に組合掲示板を供与してわが組合に供与しない場合には、組合差別となります。

(14)について

組合室は、組合の団結を維持し拡大するなどの組合活動を行う上で必要なものです。従って組合は、組合室の供与を要求するものです。なお別組合に組合室を供与してわが組合に供与しない場合には、組合差別となります。

【3】2016年春闘要求書などを議題にした団体交渉について

 組合は、前文で明らかにした通り、本年4月28日の第10回団体交渉をこの要求事項を議題とした第1回団体交渉とします。2016年春闘要求書の議題は、2017年春闘要求書(1)(12)(13)(14)に引き継がれています。
 また2016年5月21日付「精励手当の8割出勤要件を撤回せよ!」文書の議題は、2017年春闘要求書(8)に引き継がれています。
 しかし、会社が精励手当を変更して新たな研修手当制度を提案してきたことに踏まえて組合は、労使協定書を締結して精励手当の未払い賃金を受け取ることにします。

以上
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